[New] 組織の文化は細部に宿る


新しい会社に参画して最初の2ヶ月。何よりもまず、同じ人間同士、互いを知り、関係を築くことを最優先したいと思いました。


勤務先のSan Joseオフィスに加え、New York、Los Angelesのオフィスにも足を運び、対面での1on1、チームミーティング、経営会議を通じて40人ほどの社員の皆さんと直に対話する機会に恵まれました。あんなことやこんなこと、といった自然と降り注ぐアイデアを一旦飲み込んで、まずは相手の話に耳を傾ける。そうした贅沢とも言える時間を経て、過程の大切さをしみじみと実感しました。

先日、ある拠点の受付エリアで、パンフレットを整然と並べる社員の姿を目にしました。受付は企業の言わば 「顔」。ルールで決められたわけでも、上司の指示があったわけでもない。ただ社員として "あるべき姿" を自然と体現しているように私の目に映りました。

カフェテリアに移動すると一枚のメモが目に留まりました。その一言に、目に見えない文化の温かみのようなものを感じました。

組織の文化は、人が "どう在るか" で決まる。

自立した個人がチームのために、組織のために夢中になれる環境、彼ら彼女らのさらなる成長の機会を創りたい。そんな仲間を支えながら、組織が大切にする文化を育み、個人と組織がともに成長できる組織の一員に加われたことに心から感謝したい。

Next
Next

Gen Z サーファーのスタートアップ観